2021年11月27日、立飛ホールディングスの敷地内(立飛リアルエステート 南地区5号棟)の一般公開に行ってまいりました。
最初はコロナ禍という事もあって地域限定での公開かと思っていましたが、そうではなかったので早速土曜日に訪れました。
まずは立川に到着です。これから歩いて現地に向かいます。
歩くこと十数分、正門に到着です。
待機列はこのぐらい。
陽が差しておりましたので比較的暖かく待っていられました。いよいよ手荷物検査をして倉庫の中に入ります。
倉庫内に入りました。まずは記名カードに記入して更なる待機列に並びます。
無料で公開しているというのに飲み物まで用意していました。
この倉庫は相当古く、昭和12年築。待機している際にも社員さんの説明で「この一式双発高等練習機を展示するならここしかないと決めたが、建築確認・消防法等の兼ね合いで人数制限且つ4日間までの開催まで」という条件があったうえでの開催であったとのお話が効けました。この倉庫のガラスも基本的に当時モノだそうです。
一式双発高等練習機展示も素晴らしいですが、倉庫自体も素晴らしいですよね。
やっとここまで来ましたが、更にVTRを見て待機します。
都合2回VTRを見てからいよいよ展示エリアへ入ります。
まず出迎えたのは一式双発高等練習機の模型。この模型の存在はありがたかったです。
引き揚げた実機から外した部品が並べられています。
この様に貴重なパーツ等がテーブルに並べられています。
このピトー管の塗料の鮮明さ。69年ぶりに十和田湖の湖底から引き揚げられた部品とは思えないほどきれいです。
人がさっとタイミングよく捌けたので正面から一枚。木枠で補強されています。
汚れなどは見えますが長い間、水に浸かっていた事を考慮しても状態が良いですよね。
ガラスもある程度の透明度が残っていますから生々しさが却って強調されている気がします。
こちらは胴体部。順序は後なのでぐるっと回ってきてからですね。
主翼と胴体は切り離されております。輸送の際にはそうするしかないでしょうね。
エンジンも主翼から切り離されて状態の展示で排気管などが良く見えますね。
主翼から胴体中央部を撮影。日の丸を含めて塗装も当時のままというのが感慨深いです。無いんですよなかなか。
主翼の日の丸は色あせが進んではいますが、それだけに歴史を感じます。
補助翼の羽布が朽ちてるおかげで内部構造が良く見える状態です。もし綺麗に復元されたら見えなくなる場所ですね。
ちょっと写真が多いので前半はここまでとして一旦区切ります。
続きはまた後日に。
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