2021年05月10日

21MHzのモービルホイップ、HF15CLを調整する


センターローディングのモービルホイップは同シリーズのHF6CLも持っています。
これの21MHz版であるHF15CLをGWの暇なときに調整しようと買ってあったのでさっそく実践します。



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買ってそのままのHF15CLです。
エレメントカット調整の方法はHF6CLの記事にも書いてありますので参考にどうぞ。


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アナライザーで素の状態を測ってみると21.20MHzあたりでSWRが1.6。
なんかこのままでもいいんじゃないかと思ってしまいますが、ちゃんと調整します。


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説明書の調整要領を見て目的の周波数になるようにカットしますが、私はマジックなどでその位置を印しておきます。1cmあたり約100KHz変化するそうです。


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ガシガシ削って削ってパキンして調整完了。私の調整は様子を見るために一発で行わず半分くらいで様子を見て残りの分を計算します。
ヤスリは百均のダイヤモンドヤスリを使用しています。説明書によると平型が良いそうです。ヤスリの角を使ってゴリゴリ切れ込みを入れるように削ってパキンとペンチで折ります。

ヤスリを掛けてパキンするには1/2以上を削らないと簡単にパキンと行かないと思いますので頑張りましょう。一点集中攻撃で1/2以上削るもよし、上下から挟み撃ちならぬ挟み削りで1/2以上削ってパキンするもよしです。あんまり削れないうちに折ると変な折れ方しますから焦らず行きましょう。
これ作業しているうちに雨が降ってきたんですよねー。もう急ぎましたよ。

説明書にも書いてありますがエレメントをカットした部分はバリが残らないようにきれいに仕上げます。そうでないとエレメントが正しく入らないでおかしなSWRを出してしまいます。



20210507-02.jpg
いつものマグネット基台にはMAT50をセットしています。


これ非常に便利ですね。


20210507-06.jpg
あとはリグに接続して実運用して試します。
結果は…
北海道十勝郡と大分市、そしてローカル局とQSOできました。
コンディションがよければモービルホイップでも十分QSO可能ですが、普段はV字DPを使うと思います。モービルホイップはバックアップ用や雨の日でも手軽に運用したい場合などに使用すると想定しています。

同シリーズを複数持つようになると、どれがどっちだか分かりにくいですね。混同しない様に注意しますね。

それでは、また。

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posted by 紫電改(JM1QHI) at 21:51| Comment(0) | アマチュア無線関連
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