2019年07月01日

HA750BLとデジタルモード


コメットのHA750BLというアンテナはご存知ですか?
ブロードバンドアンテナと呼ばれ、ノンラジでHFの大体のバンドに無調整で出られるというアンテナです。
そして飛ばないアンテナで、口の悪い人からは”ダミーロード”なんて言われていますが大体そんな感じです。

20190701-04.jpg
これですね。あまり効率が良くなくメーカーからしてDPより-6db〜-10db弱いと公言されています。出力も50wでようやく応答率が上がってくる感じですね。もっと欲しいですが資格がありません…

私自身、これを使っていて一番使い物になるバンドは7MHzと思っています。
具体的には下のような印象を受けます。

7MHz>21MHz>28MHz≧18MHz>24MHz>50MHz

このアンテナでは7MHzがまともなのですが、他所の7MHz専用のモービルホイップのほうが良い結果を残しやすいと思います。パイルになったら勝ち目はあまりないかもです。
7MHz以外はEs頼みという印象が拭いきれません。Esが出ればQSOが簡単かと言えば全くそうではなく単にチャンスが上方修正に振れるだけに過ぎず、スタンスとしては「皆が集まる前に呼ぶ」、これしかありません。
バンドを瞬時に変えても無調整ノータイムでQRV可能で即応力は本来高いのですから、複数のバンドをこまめにワッチしてすかさずコールする。これに尽きるのではないかなと思います。


このようなアンテナを昨今流行りのJT65/FT8で使ったらどうなるか。
そんな印象を7MHzに限ってつらつらと述べたいと思います。

JT65…今ではあまり聞かなくなりましたが、調子よい時は東欧や南米も聞こえたのですが、FT8になってからはまず見ることは無くなりました。コンディションの影響などもあると思いますし、常時ワッチして検証している訳でもないですが、QSO成功率はFT8になってからは下がっています。
JT65の時は20w、FT8は50wでやっていますが、これでもアンテナから出ていく出力としては10wにも満たないでしょう。
これがブロードバンドアンテナです。もう国内ですらDX状態です。
こんなんでも2-3年で7MHzにてWAJAを取得できました。集中してやればもっと早くに達成はできたとは思いますが…

そんなわけでこのアンテナでは国内QSOがやっとで海外とは結構なハードルが待ち構えているのは間違いありません。

でも、FT8で海外とQSOは出来ました。
28MHzですが実際は韓国となので実質国内QSOと大きな差は無いかもしれません。

20190701-01.jpg
しかしEsに助けられてタイやロシアに到達しているようですので可能性は残されていると思いたいですね。

20190701-02.jpgこの時18MHzは国内までで…

20190701-03.jpg24MHzも同様です。



もしこのアンテナを使ってみたいという方は以下の事に注意してみては。

アンテナの設置の仕方でかなり左右されやすいのかなと思います。そもそもがその性能なので、屋根より高い位置で使用するという当たり前な事を忠実に実行するのがQSOチャンスを広げる事になるのかなと思いますし、そこまで実現できなくてもよりベストを模索する事を要求されるアンテナであると思います。

上でも述べましたが、このアンテナは多バンドに無調整ノータイムでQRV可能なのでワッチ&即コールがQSO成功のコツだと思います。
そして国内ですらDXという考えを以てしていれば意外とこのアンテナと付き合っていけるのかなと思います。


私が書いてあるので正確性も欠けるとは思いますし、もっと使いこなしている人も居るかと思いますので、あくまで参考程度として見てくれればと思います。
検討に検討を重ねてどうしてもこのアンテナでしか上げられない人の一助になればと思い〆たいと思います。

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タグ:7MHz
posted by 紫電改(JM1QHI) at 23:19| Comment(0) | アマチュア無線関連
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